フルタイムワークでMPを消費し、なかな自宅でホスダイ用の指をピコピコ動かすのが億劫気味になってきてしまった仕事バリバリ系ホストファザーのHospaです。
働く事自体は大好きなのですが、日本の社会もブラジルのようなシエスタ制度や、フランスのバカンス制度を取り入れて、仕事との距離感より適切な社会により近づけばなぁと日々切実に願っています。
はてさて、ホストマザーのHosmaちゃんと自宅寝室で子供達のお昼寝の寝かしつけをしつつ、最近のお互いの仕事状況や留学生受入についてのあれやこれの家族会議をしていたんです。
そしたら、「Hospa君もたまにはホスダイ更新しようよ!」とHosmaちゃんい言われまして、よーし、では善は急げ!とばかりに早速自宅用PCを起動させてご無沙汰のホスダイ記入となりました。
最近は桜も新芽がサワワサとグリングリーンしてますが、桜がまだ満開、いやちょっと若干散り始めた位の時期ですかね、来年には小学校に入学する口が達者になってきた長男と、朝から食欲旺盛の次男を保育園への登園中の時の事です。
桜並木を横目にした長男がいきなり、「ねぇ、パパ、あのさ?どうしてパパは留学生を受け入れる事にしたのさ?」と聞いてくるんです。
子供って不思議に思ったことを素直に聞いてきますよね。そしてこっちが結構真剣に考えてそして回答したりすると、相手はもう数秒後には別の事に興味が移っていたりする。
なので、真面目に回答するのもアレかと思った反面、この子は真剣に質問してきているかもしれん。真剣に投げた球をバントされたらおい、きちんと勝負しろや!と思うピッチャーの気持ちになるかもしれない。
ということで、「どうしてだと思う?」なんて切り返し、長男に考えさせつつ、その間にこっちも真剣に自分の中で「はてさて、子供にどう分かるように答えるか?」なんて考えたりしました。
そもそもの本質的な部分でのホームステイ受入をしている理由は別の部分にあるのですが(こんな理由)、「どうして留学生受入をすることにしたか」その答えの一つ単純に自分が異文化の人たちとの交流に面白さを覚える部分がある、っていうのもあると思うんですよね。
なので、子供にも分かるようにこう答えました。「長男君は『普通』っていうだろ?その普通がパパにもある。そして留学生達には留学生達のフツウがあるんだ。そしてパパはそのパパが考える普通と留学生達のフツウの違いを一緒に生活する中で感じるのが面白い、って思う部分があるんだよね」
一応、真剣な球に真剣に分かりやすく返したつもりなのですが、それでもまだ5歳児には分かりにくかったかもしれません。我が家の長男は「ふーん、そうなんだ」てな分かったような分からないような反応でしたので。
ですが「長男も留学生達が一緒にいて遊んでもらえたり、一緒にどこかに出かけられたりして楽しいだろ?」なんて聞くと、我が家では定期的に留学生が来ては離れ、家族メンバーにジョインしては卒家とドラゴンクエストのルイーダの酒場のように出会いと分かれがありますから、それを幾たびも経験している長男は、「留学生がいるのは楽しいね。でもバイバイしちゃうのはさみしいよね」なんてもう5歳児にして人との出会いには分かれがある、と達観した回答をしてきました。
我が長男にとっては、ホームステイ受入をしていて自宅に外国人がいるのが彼らにとっての「フツウ」になるのでしょう。
きっと小学生位になってもっともっと話せる言葉が増えて、思考も深くなって、周りの小学校の友達と色々と話すうちに「え、お前んち留学生いないの?いるのがフツーじゃねーの?え、何、うちがフツーじゃないの?なにそれな」って会話とかしちゃうのかな。
Host fatherとして、我が家に来る留学生と交流を持つ嬉しさもあり、異文化とのギャップに日々世界ってオモシロイなんて思いますが、我が子を用いた「こういう家庭で育った場合、ヒトはどんな成長を遂げるのか?」と我が子供達を用いた実験をしているようで、これはこれでは別の楽しさも感じているのです。
Hostpa